6年生宿泊学習 IN 立山

10月8日・9日の1泊2日で6年生が立山に宿泊学習に行きました。

一日目は、まず「称名滝」に行きました。バスを降りたら辺りは真っ白な霧に囲まれていました。ここから称名滝へは約1.3キロの道のりです。歩いていると少しずつ滝の音が聞こえます。そして、いつの間にか霧も晴れ、目の前に大きな称名滝が現れました。その迫力に子供達も驚いていました。そして、場所を国立立山青少年自然の家に移して、「ポイント探し」を行いました。地図だけを手掛かりに、立山の大自然を駆け回りました。途中、サルやカモシカに出会い、一気に非日常な世界へと引き込まれていきました。

夜は、「キャンプファイヤー」をしました。火の神が持つ一つの小さな火が、次第に大きな炎となって、秋の夜空に高く高く舞い上がりました。そして幻想的な炎を取り囲み、グループの出し物を見合いました。いつもは一緒にいない夜の特別な時間がキャンプファイヤーの炎によってライトアップされ、素敵な光景となりました。

二日目は、「焼き板づくり」をしました。真っ白の板をガスバーナーで炙ります。黒くなったすすをブラシで磨いて、専用の絵の具で文字や絵をかきます。自分の部屋に飾る伝言板を作る人や思い出をイラストにして描く子等、それぞれ大切な思い出の詰まった作品となりました。最後の活動は「金塊探し」です。グループで協力して森の中に隠されている金塊を見付け出しました。森の中を駆け回り、あっという間に30個以上の金塊を見付け出しました。

今回の宿泊学習のテーマは「家でも学校でもできない体験を」でした。実際に自分の足で見に行かないと感じることのできない自然の迫力や美しさ、厳しさがあります。この二日間で子供たちはそれを多く体験することができたのではないかと思います。また、寝食を共にした二日間で、より仲間との距離も縮まったのではないかと思います。