3年生、運動会のリレーの選手を決めます。「ただ、走って速い人が選手でいいの?」先生が投げかけます。なんと、みんな集まっているのに寝転がっている人もいます。「まずは、みんなで集まった時にちゃんとすわれる人が選手の条件です」。それは、そうですよね。自分たちの色団の代表が、そこで寝転がってるような人では。グラウンドで走ることになりました。「グラウンドに速く集合できる人も条件です」。それは、そうでしょう。みんなを待たせるリレーの選手なんて。本当にやりたい子は、これくらいで真剣な姿を見せます。走ってみました。「速いのですが、普段の行動から周りから信用のない人はどう?」「○○君、すぐに死ねとか言ってくる野に選手なんて」勇気を出して発言した女の子がいました。なるほど、今回の選手選考で、育つかもしれませんね。