ふるさと学習 ~沢スギ・ジャンボ西瓜~

7月26日に「杉沢の沢スギ」と「入善ジャンボ西瓜の畑」を見学しました。

沢スギは、元々入善小学校のグラウンド45個分もあったそうです。しかし、圃場整備事業によりそのほとんどが水田に姿を変えました。名所である沢スギでは、扇状地研究所の髙澤優先生に案内していただき、様々な特徴を学ぶことができました。実際に温度計を使って、気温や水温を比較しました。夏は涼しく冬は暖かい過ごしやすい環境であること、山に育つような植物もあれば、暖かい地域に育つ植物もあり、とても珍しい場所であることが分かりました。子供たちは様々な植物や生き物に興味津々。「先生ここに不思議な実があるよ」「根っこがすごい曲がっているよ」とつぶやきながら、じっくり観察しました。

次は五十里克良さんの入善ジャンボ西瓜の畑へ行きました。今年は梅雨明けが早く、収穫が終わっていましたが、いくつか実のなっている西瓜を見ることができました。また、「収穫量はどれぐらいですか」、「西瓜を育てて何年目になりますか」等の質問をすることができました。五十里さんの畑では、300個を育て、商品にできるのは7割程だそうです。動物や鳥から西瓜を守るために様々な工夫を凝らし、大切に西瓜を育てていることが分かりました。また、大きい西瓜であれば約25㎏あり、持ち上げるのにも一苦労。育てている方への感謝の気持ちをもちたいものです。また、今は西瓜農家が減っていることや、高齢化が進んでいること等、今後の課題をを教えていただきました。

最後は学校へ帰り、頂いたジャンボ西瓜をみんなで試食しました。大きなジャンボ西瓜にかぶりつく子供たち。とってもみずみずしくておいしかったです。