7月15日(水)
1学期も残りわずかとなりました。今日は、6年生が総合的な学習の時間を通して行っている下級生との交流プロジェクト「Smileプロジェクト」で、1年生との交流会を行いました。
毎年、6年生は、1年生に楽しんでもらおうとスポーツ集会等を計画しています。入善小学校のよい伝統として受け継がれてきた下級生との交流プロジェクト一環です。しかし、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年のような交流会は開催できないというところからのスタートでした。
何かできることはないかと、6年生の子供たちとアイディアを出し合う中で、「まだ学校生活に慣れていない1年生のために私たちが何か教えてあげられることはないか」というテーマにたどり着きました。次に、「どのように教えてあげたらよいのか」が大きな課題になりました。文字で伝えるのか、放送で伝えるのか、1年生に伝えるためには一体どうすればよいのか悩みました。子供たちが出したアイディアは、文字だけでなく「劇」で表現するのはどうかということでした。
そして、委員会ごとに分かれて、何を伝えたらよいかを決めていきました。学校目標の「じりつ」に関するクイズを考えたり、寸劇を取り入れて廊下を歩くことの大切さを伝えたりと、それぞれが「1年生に伝える」という目的のもと、様々な工夫を凝らしました。
当日、これまで一生懸命に準備してきたクイズや寸劇に見入る1年生の姿を見て、6年生も達成感をもったことでしょう。1年生はよき学校のリーダーを見習い、6年生はその視線に責任と自覚を感じてさらに成長する、そうやって入善小学校のよき伝統が次の世代へと続いていったらなと思います。