5年生は、1月16日から1泊2日で宿泊学習に行きました。
1日目は、立山博物館へ行き、遙望館の見学をしました。大型スクリーンによる映像に、子供たちの目は釘付けでした。立山には100の地獄があり、悪いことをするととても怖い目に遭うということを感じているようでした。また、立山の四季折々の表情を捉えた映像はとても美しく、宿泊先の国立立山青少年自然の家に行くのが楽しみになりました。
その後、国立立山青少年自然の家へ。だんだんと雪が見えてくると、子供たちの期待は増々高まってきました。当初予定していたアルペンスキーはできませんでしたが、雪を使った活動ができ、とても生き生きとしていました。
夜は皆でキャンドルサービスをしました。真っ暗なホールに1つの火が灯り、それが2つ、3つと増え、幻想的な空間になりました。また、ダンスをしたり、歌を歌ったりして楽しいひとときを過ごしました。
2日目は、待ちに待ったクロスカントリースキーを体験しました。前日の子供たちからは、「クロスカントリースキーができるか心配…」「雪が無くなったらできないかも…」という声がありました。しかし、雪は残っており、無事に行うことができました。最初は怖いと思っていた子供たちも後半には慣れ、スムーズに歩いたり、斜面を滑ったりしていました。
今年は雪不足で活動内容を変更し、アルペンスキーやチューブそりはできませんでしたが、どのような環境でも仲間と協力し、楽しんで活動をしようと取り組む子供たちの姿には感動しました。また、共同生活を通していつもとは違った経験をすることができ、短い時間の中でもぐんと成長した子供たち。これからの自分に生かし、6年生に向けてさらに成長することと信じています。保護者の皆様には、準備等でたくさんご協力いただきありがとうございました。