5月14日(水)
4月のPTAの総会でもお話をさせていただいたように、今年度は特に学力の向上を目指して様々なことに取り組んでいく予定です。その例を紹介します。
①少人数授業の取り組み
今年度はうれしいことに、少人数授業担当の講師が配属になりました。低学年・中学年の国語科、算数科の授業を中心に、柔軟に実施していく予定です。1年生は国語科で実施していきます。一クラス30名を半分に分けて15人ずつにし、担任と少人数担当教師が同じ時間に同じ内容を教えます。少人数になることで、一人一人をきめ細かく指導することが可能になります。今日の3限目は1年A組が実施していました。とても落ち着いた雰囲気でしっかり学習している姿が印象的でした。
②「書く」指導の充実
学校だより5月号にも書きましたが、入善小学校では「学びの基本」を設けて学力向上に取り組んでいます。今年度は、学びの基本に、新たに「書く」の項目を設けました。「話す、聞く、書く」をバランスよく指導することで、学力が高まると考えます。「書く」は「話す、聞く」と比べて、より丁寧で、きめ細かな指導が必要です。今後、毎時間ごとに書く時間をしっかり設けて指導していきたいと考えています。3年A組では国語の学習に取り組んでいました。一人一人がワークシートに書き込みをしながら、自分の考えをまとめている姿が頼もしかったです。6年生の教室でも、じっかり書く時間が設けられていました。
③体験的な学習の充実
4年生は社会科の学習の一環として、「エコポート」と「浄化センター」の見学に出かけました。私は、出発を見送ることしかできませんでしたが、楽しく、充実した学習ができたようです。実際に目で見る、音を聞く、臭いを嗅ぐなど、五感をフルに働かせて学習すると、多様に考えたり、感じたりすることができ、学習内容がしっかり身につきます。今後、可能な限りいろいろな場面や施設を活用していきたいと考えます。